FXのリスク
FXを開始する上で、一番知っておかないといけないことは「リスク」だと思います。
お金が稼げるわけですが、やはり株などと同じでノーリスクではありません。
FXのリスクとは主に次の5つが挙げらます。
- 外国為替相場の変動リスク
- マージンコールリスク
- 流動性リスク
- 金利変動リスク
- 業者に対する信用リスク
FX 為替変動リスク
為替変動リスクとは、リスクの中では一番メジャーなもので一番気をつけなくてはいけないものです。 文字通り為替が変動することで損をしてしまうことへのリスクです。 相場の変動がある以上、利益が期待できる反面、損失を受ける場合がある。 証拠金の何倍もの取引を行うことができるため、損失が預託した証拠金を超え、さらなる証拠金を請求されることもあり得る。
FX マージンコールリスク
マージンコールとは損失が取引に必要な証拠金の額を割り込んだ場合に出される警告のことです。 その割合はFX業者によって決められています。 マージンコールが発生してもポジションを決済したり、証拠金を追加で入金したりしなければ、ロスカットが発生し、 保有ポジションが自動的に決済されてしまいます。
FX 流動性リスク
流動性リスクとは、FXの様々な要因で注文が約定しない(取引が成立しない)というリスクです。 主にはシステム要因によって発生するリスクです。 例えば、定期のシステムメンテナンス時、マーケットの急変時などがあります。 特にマーケットの急変時に取引システムが重くなったりして、取引がしずらい環境になるような会社は 流動性リスクが高い会社だと言えるかもしれません。
FX 金利変動リスク
高金利の通貨を売り、低金利通貨を買う取引をする場合(2006年12月現在ではドル売り円買いなど、多くの円買い取引がこれに相当する)、 スワップポイントの支払いが必要となる。 スワップポイントはその通貨ペアの金利差が逆転しない限り支払わなければならないので、特に長期売買の時には「スワップポイントの収支」が多額になることがある。
FX 信用リスク
から委託された証拠金を、自社の資産とは別勘定で信託銀行に信託分別管理するといった保全管理をしていない業者の場合、 破綻した際には預託していた証拠金が戻ることは期待できない。 エフエックス札幌では、取引者が持っているポジションが強制清算されて、かつ証拠金が返金されない事態が発生している。 業者によって証拠金の(保全)管理方法が異なるので、約款などで確認する必要がある。 登録されているFX業者なら、金融先物(金先)の登録番号がついていますから、申し込みの前には必ずチェックしておきましょう。 FXの信用リスクについての安全度は以下の順で大体の判断をすることができます。
- 取引所預託(くりっく365)
- 信託保全
- 分別保管(登録業者の義務)